「北海道PCR検査センター」を札幌市に開設

〜スクリーニング検査を普及させ、北海道の新型コロナウイルス感染症拡大防止を目指す~

2020年12月7日
新型コロナウイルス検査センター株式会社

ソフトバンクグループ株式会社の子会社である新型コロナウイルス検査センター株式会社(以下「当社」)は、札幌市北区にある北海道医療大学 札幌あいの里キャンパスに新型コロナウイルスの唾液PCR検査を行う専用施設「北海道PCR検査センター」を開設し、本日から同施設での検査受付を開始したことをお知らせします。

北海道PCR検査センターは、2020年9月に千葉県市川市にある国立研究開発法人 国立国際医療研究センター国府台病院内に開設した「東京PCR検査センター」に次ぐ当社2つ目の検査施設です。北海道医療大学医療技術学部の指導のもと設計された、衛生検査所として登録を認可された検査施設で、2021年2月までに1日におよそ1,000件のPCR検査ができる体制構築を目指しています。

当社は、2020年7月の業務開始以降、東京PCR検査センターを拠点に、これまで約1,900の法人や自治体を対象に約10万件のPCR検査を実施しています。このたびの北海道PCR検査センター開設により、増加する検査需要へ即応すること、検査能力をさらに高めることが可能となるほか、北海道に所在する法人や自治体への輸送費用・時間の削減が見込まれます。

さらに、新型コロナウイルス検査センターと北海道医療大学は、北海道PCR検査センター開設を機に、事業連携協定を締結するべく協議しています。北海道医療大学は、「地域社会への貢献」を教育理念のひとつとして掲げており、唾液PCR検査の拡充と検査体制の強化を通して両者が連携し、経済活動や教育活動などの早期正常化に貢献することを目指します。

「北海道PCR検査センター」の概要

  • 所在地:北海道札幌市北区あいの里2条5丁目1−2
  • 検査業務:遺伝子関連・染色体検査(病原体核酸検査)
  • 登録衛生検査所 登録日:2020年11月26日
  • 登録番号:札保医登録(医)第4号

新型コロナウイルス検査センターは、スクリーニング検査として唾液PCR検査を低価格・高頻度で多くの方々に提供していくことで、無症状者の早期発見による新型コロナウイルス感染症の拡大防止に取り組み、経済活動の早期正常化に貢献していくほか、スクリーニング検査を導入しやすい環境を整備することで、安心して働ける職場環境づくりと持続可能な事業活動を目指す法人や自治体をサポートしていきます。

新型コロナウイルス検査センターについて

新型コロナウイルス検査センター株式会社は、ソフトバンクグループ株式会社の100%子会社です。千葉県市川市の国立研究開発法人 国立国際医療研究センター国府台病院内にある新型コロナウイルスの唾液PCR検査を行う専用施設「東京PCR検査センター」を拠点に、1回の検査当たり2,000円(税抜き、配送・梱包費などを除く)の実費負担だけで、希望する法人や自治体に唾液PCR検査を提供しています。これまで、東京都などと連携し、東京の竹芝客船ターミナルと小笠原諸島の父島を結ぶ貨客船「おがさわら丸」の乗船者を対象に唾液PCR検査を試験的に運用してきたほか、東京都が公募した「福祉施設における検査の実施に係る協力事業者」に選定されています。また、ソフトバンクのグループの従業員ならびに関係者、福岡ソフトバンクホークスやB.LEAGUE、V.LEAGUEの選手などを対象に唾液PCR検査を実施しています。

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